「平日は寝不足だから、休日にまとめて寝て取り戻そう」
多くの方がやってしまいがちなこの習慣、実は体にとってはあまり良い影響がないと考えられています。今日は、休日の寝だめがなぜ逆効果になりやすいのか、その理由を解説します。
Q. 休日に長く寝れば、平日の睡眠不足は解消されますか?
A. 完全には解消されにくいというのが実情です。厚生労働省が公表している睡眠に関する資料では、「社会的ジェットラグ」という概念が紹介されています。これは、仕事や学校がある平日の生活リズムと、体内時計に基づいた休日の自然な睡眠リズムとの間に生じるズレのことを指します。
Q. なぜ「ズレ」が問題になるのですか?
A. 休日に大幅な朝寝坊をすると、平日と休日で起床時刻が大きくずれます。このズレは、まるで時差のある地域へ毎週旅行しているのと同じような負担を体にかけている、と説明されることがあります。体内時計が乱れることで、日曜の夜になっても寝つきが悪くなったり、月曜の朝に強いだるさを感じたりしやすくなると考えられています。

Q. では、休日は全く寝坊してはいけないのですか?
A. そこまで厳密に考える必要はありません。目安として、平日の睡眠時間にプラス1時間程度までの範囲であれば、体内時計への影響は比較的小さいとされています。逆に、平日と休日の起床時刻が2〜3時間以上ズレる場合は、社会的ジェットラグの影響を受けやすい状態と言えそうです。
Q. 育児中でも同じことが言えますか?
A. 育児中は、そもそも平日も休日も睡眠が細切れになりやすく、「休日にまとめて寝る」という選択肢自体が取りにくい方も多いと思います。私自身もそうです。この場合は、寝だめを目指すよりも、平日・休日を問わず「起きる時間」をできるだけ揃えることの方が、体内時計を安定させる上では現実的な工夫になると考えられます。
Q. 今日から意識できることは?
A. まずは、休日の起床時刻を平日プラス1時間以内に収めることを目安にしてみてください。それだけでも、月曜の朝の感じ方が変わってくるかもしれません。
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※本内容は一般的な健康情報の提供を目的としており、特定の症状の診断や治療を代替するものではありません。症状が続く場合や強い痛みがある場合は、必ず医療機関を受診してください。
私はPT(理学療法士)であり医師ではありません。この記事は診断・治療を目的とするものではなく、日常生活に役立つ一般的な健康情報の提供を目的としています。まだまだ勉強中ですので誤りがあればぜひ教えてください🙏


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