前回のセルフチェックで、当てはまる項目が多かった方の中には、「手足が冷えやすい」という項目にチェックが入った方もいるのではないでしょうか。冷えと慢性疲労は、実は無関係ではありません。
理学療法士として、また日々自分自身の体調と向き合う立場から、温活・冷え対策アイテムをどんな基準で選んでいるか、今日はお話しします。
■ 冷えと疲労の関係
厚生労働省の「e-ヘルスネット」では、冷え性について、手足など体の一部分に冷えを感じる状態として説明されています。血行が悪くなることで、体の末端まで温かい血液が行き渡りにくくなり、冷えを感じやすくなると考えられています。
血行が悪い状態が続くと、筋肉や内臓に必要な酸素や栄養が届きにくくなり、疲労物質が滞留しやすくなるとも言われています。特にデスクワークや育児で同じ姿勢を長時間続けることが多い方は、血流が滞りやすく、冷えと疲労感の両方を感じやすい状態になっている可能性があります。
■ PTとして温活アイテムを選ぶときの基準
数多くの温活グッズがある中で、私が選ぶときに意識している基準を3つ紹介します。
一つ目は、温める部位です。首・手首・足首には太い血管が皮膚の近くを通っているため、この部分を温めることで、効率的に全身の血流を促しやすいとされています。ネックウォーマーやレッグウォーマーは、この観点で選びやすいアイテムです。
二つ目は、持続時間です。使い捨てタイプの温熱シートは即効性がありますが、持続時間が数時間程度と限られています。一方、電気式や充電式のアイテムは長時間安定した温度を保ちやすく、デスクワーク中など長く使いたい場面に向いています。
三つ目は、締め付けの少なさです。血行を良くする目的なのに、きつく締め付けるタイプの衣類やグッズを選んでしまうと、逆に血流を妨げてしまうことがあります。特に着圧タイプのアイテムは、着用時間や強さの目安を確認してから選ぶことをおすすめします。
■ 生活の中でできる温活の工夫
アイテムに頼るだけでなく、日々の生活の中でも温活はできます。
湯船に浸かる習慣(この記事の2本目でも触れた入浴の工夫)に加えて、こまめに体を動かすことも血流を促す助けになります。長時間同じ姿勢が続くときは、1時間に1回程度、軽く体を動かす時間を作ることをおすすめします。
■ 今日からできること
まずは、普段よく冷えを感じる部位(首・手首・足首のどこか)を1つ選んで、そこを重点的に温めることから始めてみてください。全身をまとめて対策しようとするより、続けやすいはずです。
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※本内容は一般的な健康情報の提供を目的としており、特定の症状の診断や治療を代替するものではありません。症状が続く場合や強い痛みがある場合は、必ず医療機関を受診してください。
私はPT(理学療法士)であり医師ではありません。この記事は診断・治療を目的とするものではなく、日常生活に役立つ一般的な健康情報の提供を目的としています。まだまだ勉強中ですので誤りがあればぜひ教えてください🙏


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